大学生の頃に始めたメルカリは「安く教科書を買う」ため
もともと、私がメルカリを使い始めたきっかけは、大学時代に教科書を少しでも安く手に入れたかったからでした。
当時はもっぱら「買う専門」。売ることなんて考えてもいませんでした。
引っ越しを機に、初めて「売る側」に。大したものは持ってないと思っていましたが、2カ月で4万円の売り上げに。
社会人となり、引っ越しや生活の変化で不用品を整理することになり、試しにメルカリに出品してみることに。
「たいした金額にはならないだろう」と思っていたのですが、意外なことに、購入時よりも高い値段で売れたアイテムもありました。
そのとき初めて、「リセールバリュー(再び売るときの価値)」という考え方の大切さを実感しました。
リセールバリューとは?
「リセールバリュー」とは、一言で言うと「売却時の金額」のことで、売るときにはいくらで売れるか?という考え方だな。買ったときと同等か、それ以上の金額で売れるものを買える人は経済的ゴールに近づくで。
引用|本当の自由を手に入れる お金の大学
例えば、3000円でシャツを買う場合。
ユニクロで新品3000円のシャツを買うよりも、
古着屋でブランドのシャツを3000円で買った方が、「売却時の金額」は高くなる場合があります。
今回メルカリで実際に「販売」を経験したことで、
リセールバリューの面白さを実感することができました。
メルカリで高く売れたものはこれ!
実際に出品してみて、特に高く売れたと感じたものをご紹介します。
新品・未使用、またはそれに近い状態のもの
開封していない化粧品、タグ付きの服などはすぐ売れました。
絶版・現在は販売終了しているアイテム
絶版の書籍や漫画など、マニアが探しているような商品は
想像以上の値段で売れることもありました。
古着屋で買った質の良いブランド服
古くても状態が良く、ブランド力のある服やバッグは、
3000円で購入したものが4000円で売れるなど、安定した価格で売却可能でした。
購入時と同じくらいで売れたもの
劣化しにくく、需要が安定しているもの
- 人気アーティストのCD
- しっかりした作りの雑貨や文具
値崩れしやすい・売れにくかったもの
サイズが大きく、送料が高いもの
- 家電製品:重い・送料が高い・型落ちになると価値が下がる
- 大型書籍:専門書や重い本は、需要が限定的で送料がネックに
リセールバリューを意識した日々の消費と
メルカリでの売買を通して、「モノの価値は、使い終わったあとにも続く」ことに気づきました。
そこで、これからは以下のような視点で消費をしていきたいと思います。
✔ 長く使えるものを選ぶ
自分にとって本当に価値があるものなら、とことん使い倒すのが最もコスパが良い。
✔ 中古で手に入れるのも賢い選択
状態が良ければ新品にこだわらず、価値が落ちにくい中古品を選ぶのもおすすめ。
✔ 消耗品にはお金をかけすぎない
サンダル、Tシャツ、靴下など劣化が早いものは、リーズナブルな選択が吉。
✔ 大きいものの購入は慎重に
家具や家電は、保管スペースや再販時の送料も考慮して選ぶべき。
まとめ|「売れるかも?」という目で買い物を
メルカリで不用品を売ってみた経験から、「この商品、あとで売れるかな?」と考えるクセがつきました。
不用品が4万円になったと思えばとてもラッキーですが、
出品や発送はとても手間ですし、そもそも無駄なものを買わないことが最も経済的。
今回の経験が、モノとの付き合い方を見直すきっかけにもなりました。
買って終わりではなく、手放す未来も意識した消費を心がけていきたいです。