ある日、夫からのリクエスト。
「ラーメンが食べたい。スープから作ってみてほしい。」
ラーメンのスープって、家で気軽に作れるものじゃない。
鶏ガラを買って…とか、煮干しを2種類用意して…とか、何時間も煮込んで…
調べれば調べるほど「これはお店の仕事だな」と思ってしまうようなレシピばかり。
そんな中で出会ったのが、リュウジさんのラーメンレシピだった。
材料と手順の引き算がすごい
私は初めての料理を作るとき、必ず複数のレシピを比べる。
そして、材料が少なく、手間も少ないのに、味の完成度が高そうなものを選ぶ。
リュウジさんのレシピは、まさにそれだった。
材料は最小限。
チャーシューに使う豚肉から出汁を取り、さらに茹でた豚肉を漬けこむ調味液を「かえし」とする。
つまり、チャーシューを作る工程そのものがスープ作りにもつながっている。
無駄のない流れで、調味料もごくシンプル。

工程のすべてが、合理的で、でもちゃんと「料理」になっている。
完成したラーメンがこちら

驚いたのは、スープの味。
自分で作ったとは思えないくらい、しっかりとした深みがある。
まさに、食べたかった 優しい醤油ラーメン の味。
豚の旨味が軸になっていて、ちゃんと「ラーメンのスープ」の味がする。
そしてチャーシューも、驚くほど柔らかく、味がしっかり染みている。
漬け込んでいる時間が短いのに、ここまで仕上がるのが本当にすごい。
味ももちろん驚きだったけれど、「料理って楽しい」と改めて思わせてくれるレシピでした。
レシピリンク→https://www.youtube.com/watch?v=18ooFmqSGz0